吉本さん

吉本隆明さんが、
亡くなりましたね。
まだまだ、
ぼうや世代の僕なんかにも、
吉本さんの、
思想で大好きなモノが、
いくつかありました。
「続けるコト」
と題した、
数回前のブログに、
吉本さんの言葉をのせたり、
近い日では、
10年前ぐらいに、
発売された、
吉本さんと、
娘のばななさんの、
対談本を読了したばかりでしたし、
さらに、
最近は、
糸井さんと吉本さんが載ってた、
ブルータスが合本なって、
再発されたのが、
嬉しくて、
友達と噂してたんですが・・・
そんな吉本さんが、
亡くなりましたね。
そして今、
講演のCDを聞きながら、
このブログを書いています。
こないだのブログにも書いた、
「とりあえずでいいから、
 10年続ければモノになると俺が保証する」
ゆーやつがまず好きです。
「とりあえず」
ってトコがとても好き。
毎日続けてりゃ、
良い時も悪い時もあるし、
ノッテル時とノッテナイ時もある、
それは現実としてあることで、
受け入れて、
とにかくなんでもいいから続けてりゃいいんだ、
とゆー、
緩さと、
「俺が保証する」
とゆートコの、
安心感・・・
ついで、
「わからないのにわかってるように、
 言う事を警戒すればいいんじゃないか」
ゆーやつ。
これは、
自分にも、
対する人にも、
あてはまるような気がします。
何かに対する答えの一つに、
「わからない」とゆー、
選択肢があってもいいんだなと、
むしろ、
「わからない」とゆー、
答えが出るんなら、
質問側がヘタクソとゆーコトもあるんだなぁと。
ついで、
「言葉の一番の幹は沈黙」
ゆーやつも、
すごく好き。
言葉として発していない、
コトが本質であって、
言葉はオマケにすぎない。
言葉になった時点で、
余計なモノがくっついていて、
それはホンモノではない。
さらに言葉って、
ひとそれぞれ解釈が違うから、
何かの言葉について、
それはイー、それはダメ、
なんてのは全然その人には、
関係ないコトなんだなぁ。
だから、
まぁそれぞれ感じ方は違うだろーけど、
僕はこー思う、
ってコトを言葉にしても、
いいんではないなかぁと。
あと、
「人間の情況を決定するのは関係の絶対性」
とか
「モテルモテナイはあくまでその時の相手との距離感」
とかの、
人間関係に関するコトの言葉が、
キレイゴトならべてるだけでなく、
突き放してるだけでなく、
チョードイイ(ショーンレノン風)
おっと、
真面目なブログも長く書くと、
ついつい遊びを入れてしまう・・・

最後はやはり、
「死は自分に属さない」
ゆーやつ。
死んだら死んだで自分はもーいない、
周りの人が、
その死についてどー思うか、
どーするかだけなんだなぁと。
ほんとそーだよなー、
だから、
こんなひよこクラブの僕も、
吉本さんの死について、
ブログに書いてみたんだなぁ。