768

たそかれ珈琲768日目が、
終了しました。
(ゴールデンは休まず営業します)


5月17日まで
比嘉清香さんによる展示
「こいにこい」(陶器の作品展)
開催中です。
(希望者の方には比嘉清香さんの器で
 たそかれメニューを提供してますので言ってくださいね)



さて、
「今日のあんこ」


東京さは台東区は上野の
「東京ひよこ」の
「塩ひよこ」をいただきました
お待ちかね、断面ショー


ひよこの期間限定バージョン
中の餡が小豆と和三盆で作られているご様子。


ひとくちほーばれば、
いつものひよこに小豆の風味
和三盆感はわかりませんが
美味しゅうございいます、お御馳走様です。


さてさて
読書感想ブログです


中山七里著
「さよならドビュッシー
を読了しました。


あらすじは・・・
ピアニストを目指す女子高生が
祖父と従姉妹とともに火事にあい
一人だけ生き残ったけど全身に大怪我を負う。
それでもピアニストになると決意して
迫るピアノコンクールのために頑張る最中
周りでいろんな事件が起こる・・・
的な感じです。


いやー、面白かったですよー。
まず
Eことゆー人がチラホラ出てきます。


ただEコトゆーんじゃなくて
「世の中は悪意に満ちているけど」
的な前置詞をしっかり抑えてからーのEコトをゆーので
しっくりきます。
やっぱ小説ってグッとくる
E言葉を聞かせてほCですもんね。


そして
クラシックの音楽がたくさん出てくるんですけど
その曲の解説と
それを弾いてる人
そして
聞いている人の描写がとっても素敵。


思わずその曲たちをユーチューブで検索して
この本を読みながら聞いちゃう
ってゆー楽しみをしちゃいました。
普段だったら
あーすごいじょーずー」
ぐらいにしか思わない
クラシックピアノの演奏を
この本と一緒に聞くと
なんだかすんごい響きます。
そして、
同じ曲でも弾く人によって全然違うのねぇ
となりました。
これだけでもこの本の価値はありますな
ってぐらいたのC機会をくれましたね。




この本を僕に貸してくれたガールは
「ゆうぞうさん青春スポ根系苦手そーだけど」
と言ってましたが、
こーゆー青春スポ根系はタイプですねぇ。


なんせ音楽の話が乗っかてきてるし
プラス、
ミステリ要素が巧みにはいってきます。


さてここから少しネタバレさせます。


「実は違う人間だった」
ってゆー最後のドンデン返しがあるのですが
僕、コレは最初の火事があって全身火傷の段階で
「あーコレきっと入れ替わる系だな」
って思っちゃいました。


それはきっと
伊坂幸太郎「アヒルと鴨〜」で
すっかりだまされた経験があるからでしょう。


まぁドンデン返しがわかっていても・・・
いるからこそもありーの
めっちゃ楽しめる作品でした。


ただ
お手伝いさんが
主人公を殺そうとする動機が
少し弱いかなーと・・・


さぁ、
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1「美味礼讃」

2「小暮荘物語」

3「僕がコントや演劇のために考えていること(2回目)」

4「大坊珈琲の時間」

5「大坊珈琲店(3回目)」

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9「ボールのようなことば。」

10「さよならドビュッシー

11「幸福を見つめるコピー」

12「死んでしまう系のぼくらに」

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17「今日の芸術(5回目ぐらい)」

18「ことばのかたち(2回目)」

19「最後の息子

20「いったいどうした?セーラーとペッカ」

21「もしもし運命の人ですか」

22「小さいおうち」

23「ヒップな生活革命」

24「僕の好きな人がよく眠れますように」

25「森脇書店の日々」

26「ラーメンカレーミュージック」

27「ポケット詩集」

28「自分をいかして生きる」

29「多眼思考」

30「京都・大阪・神戸の喫茶店

31「松本十二か月」

32「珈琲屋の人々」

33「琉球処分

34「おくりものはナンニモナイ」

35「私の男」

36「 通天閣

37「フィッシュorダイ(2回目)」

38「月島慕情」

39「漢方小説」

40「朱唇」


第10位にランクインしましたー


映画にもなっているよーなので
チェキってみよう


今日もたそかれに来てくれてありがとうございます
クラシックのピアノに興味の湧く小説でした


「5月のお休み(長期休暇アリマス)」
10日
そして
5月18日(月)〜6月3日(水)まで
おやすみいただきます。


よろしくお願いしますありがとうございます。