1278

たそかれ珈琲1278目が、
終了しました。


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9月29日まで
uet9さんによるイラスト展を開催中
テーマが「お化け」です


「シャインマスカットと巨峰のタルト」ありますよ


さて
長野産の巨峰をいただいたので
シャインマスカットと共にタルトにのせちゃいます。


とろとろ甘甘ジューCな巨峰と
シャキシャキマスカットの対比が1つのタルトの上で楽しめます。
どーぞ46p5


さてさて
読書感想ブログです


久坂部羊著「廃用身」を読了しました。
あらすじコピペ・・・
老人のデイケア医療に携わる医師・漆原はある日、
“廃用身の切断”という画期的な治療法を思いつく。
職員と話し合いを重ね、患者の同意を得て、切断は行われた。
切断後、その患者を担当するケアマネージャーの肉体的負担は軽減され、
被介護者である患者は邪魔な部分がなくなり、
心身ともに身軽になり、その予想以上の変化は漆原を大いに驚かせた。
廃用身の切断はやがて、“Aケア”と呼ばれるようになり、
10人を越す患者がこの処置を受けた。
老人性のうつ症状や痴呆の症状が改善される人々を見て、漆原は“Aケア”に未来を感じる。
だがそれよりも先に、漆原の行為は医療ジャーナリストによって、
“患者の手足を切る悪魔の所業”などと書き立てられ、マスコミの耳目を集める。
以上あらすじコピペ・・・


この本は
以前読んだこの著者の本が面白かったので
別のも読んでみよー
と思って読みました


イヤーーーー
すんごい本でした。


最初、
主人公の医師のレポートみたいな文章が続くので
「ノンフィクションなのかな」
と思ってたら
途中で視点が変わって物語が加速していきました。
この展開も面白いのですが
物語がさらに面白い・・・


いな、
「面白い」って言葉だけで簡単に片付けられないほど
物語のリアリティがすごすぎるのです。


老人介護の問題を中心に
マスコミの情報操作問題
人間の心の問題


全てが目を背けたくなるくらい
そして気持ち悪いぐらいリアルで
読中の焦燥感と
読後の虚無感がずっしりときます。


おもーい内容ですが
読まずにはいられないし
色々と考えることができたので
僕は読んでよかったと思います。


さぁ

2016ブックランキングトップ10です

じゃん

1「何もかも憂鬱な夜に」

2「サラバ」

3「砂の王国」

4「廃用身」

5「つむじ風、ここにあります」

6「きりこについて」

7「うるうのもり」

8「まく子」

9「社会人大学人見知り学部卒業見込」

10「死神の浮力」


第4位にランクインしましたー


とりあえず暗い気持ちにはなりますが
絶対に1度は読んだ方がEとゆー本でした。



さてさて
昨日、常連のお客たまと
レコードとCDの音の聞き比べをしました。


音源はオイゲンキケロロココジャズ」


以前たそかれで
オイゲンキケロのレコードをかけてら
その常連たまが気に入ってCDを買ったので
聞き比べてみようとなりまして
やってみたのです昨日・・・


まぁ僕の感想は予想どーりですが・・・


音がキレイでクリアなのはCDだけど
柔らかさ、臨場感、まろさで言えばレコードだな
(これってペーパドリップとネルドリップの違いに近いと思うのね)
でした。


そして
その常連たまの感想が素晴らしかった・・・


「レコードはドラマティックでCDはロマンティックですね」


素敵じゃないすっか?
(その発言はドラマティックとロマンティックのダブルだなと思いましたよね)


今度からアナログとデジタルの音の違いを聞かれたら僕もそう言おう
って思いました(すぐパクるんだから)


今日もたそかれに来てくれてありがとうございます
アナログの音は疲れないと思う


「9月の休みは」
30
です。


「10月の休みは」
1、10、20、30、31日です


よろしくお願いしますありがとうございます