８６９

たそかれ珈琲８６９日目が、
終了しました。

８月８日〜２３日まで
「ハルキリ展」
でございます。

さて、
読書感想ブログです。

いとうせいこう著
「想像ラジオ」
を読了しました。

DJアークとゆー男性が架空のラジオをしている物語
と
そのラジオが聞こえない作家のＳさんの物語
の２つのストーリーが
交互に書かれていて
その２つが
微妙に不思議に意味深につながっている小説です。

好きな設定や空気感がたくさんあるすばらC小説でした。

「想像すればきっと聞こえるはずだ」
とゆー架空のラジオ番組の設定（実は死者ラジオ）
や
作家のＳが亡き妻とのメールのやりとりをひとりでしている設定
や
２つの物語の繋がり具合
とか
最後の章のニコ動のコメントを見てるかのような構成の盛り上げ方
も
ラジオの最後の曲がボブマーリーの「リデンプションソング」なの
も、とっても好き。

いやー
細かくいえばもっともっとあるのですが
とにかく
死者と生きてる人間との間の
あたらC繋がりの形
ってゆーのが読めてよかったです。

さぁ
２０１５ブックランキングです
じゃん

１「美味礼讃」

２「小暮荘物語」

３「僕がコントや演劇のために考えていること（２回目）」

４「大坊珈琲の時間」

５「想像ラジオ」

６「大坊珈琲店（３回目）」

７「さよなら私」

８「受け入れない」

９「けもの道を笑って歩け（２回目）」

１０「調理場とゆう名の戦場（２回目）」

１２「ボールのようなことば。」

１２「さよならドビュッシー」

１３「死んでしまう系のぼくらに」

１４「ロマンティックに生きようと決めた理由」

１５「夜の国のクーパー」

１６「とまっていた時計がまたうごきはじめた」

１７「幸福を見つめるコピー」

１８「それからはスープのことばかり考えて暮らした」

１９「オイアウエ漂流記」

２０「きみの友だち」

２１「神様のカルテ１と２」

２２「PK」

２３「あんこの本」

２４「コーヒーの鬼がゆく」

２５「九州ジャズロード」

２６「非道に生きる（２回目）」

２７「今日の芸術（５回目ぐらい）」

２８「ことばのかたち（２回目）」

２９「青春ノイローゼー」

３０「いつまでもショパン」

３１「つむじ風食堂の夜」

３２「最後の息子」

３３「いったいどうした？セーラーとペッカ」

３４「もしもし運命の人ですか」

３５「悪魔のパス天使のゴール」

３６「小さいおうち」

３７「ヒップな生活革命」

３８「僕の好きな人がよく眠れますように」

３９「森脇書店の日々」

４０「ラーメンカレーミュージック」

４１「ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った」

４２「ポケット詩集」

４３「自分をいかして生きる」

４４「多眼思考」

４５「京都・大阪・神戸の喫茶店」

４６「松本十二か月」

４７「珈琲屋の人々」

４８「琉球処分」

４９「おくりものはナンニモナイ」

５０「私の男」

５１「 通天閣」

５２「フィッシュorダイ（２回目）」

５３「世界一のおもてなし」

５４「月島慕情」

５５「漢方小説」

５６「朱唇」

第５位にランクインしましたー。

年を重ねていくにつれて
身近な人の死や
身近な人の身近な人の死を
見る機会が増えてきます。

その死をどう感ずるか
そしていずれ自分はどう死に行くか
そーゆーことを色々と想像させてくれて
やっぱ小説っていいなぁ
と思う作品でした。

今日もたそかれに来てくれてありがとうございます
逆に年を重ねるにつれてあたらC「生」を知る喜びの機会も増えますもんね

「８月の休みは」
２０、２８、３０、３１
です。

８月３０日の日曜日に
浦添は港川にある
「田仲洋服店」で
シュガーのライブがありまして
そこに呼んでいただいたので出店します

たそかれ珈琲でも
予約を受け付けておりますのでゆってくださいね

「９月の休みは」
１、１０、１９、２０、３０
です。

よろしくお願いしますありがとうございます