どんがらがっしゃん

まずはゴールデンの連休のお知らせです。
5月2日〜5日まで、
がっつりお休みいただきます。
すいませんありがとうございます。

そして、
本日営業中にワイン(ビノシュ)を開けようと、
力を入れると....
「どんがらがっしゃーーーん」
瓶クビが折れた!

前々からビノシュ(このワイン)は、
発砲のくせに普通のコルクなので、
開けづらかったのですが、
まさか折れるとは・・・。
本日ご来店なさったお客様、
驚かしてごめんなさい。
でも皆さん、
心が宇宙のように広い方々ばかりで、
全然気にしてないご様子でした、
が、
ホント二度とやらかさないように気をつけます。

そして、
お口直しに、
久々にワインの紹介です。

ニコスペオープン当初からずっとレギュラーワインの、
「カブルニオ」です。

イタリアはトスカーナ州グローセット県で、
テヌータ・モンテティという作り手のワイン。

品種は、
カベルネソーヴィニヨン50メルロ25アリカンテ25。
発酵は、
品種ごとにステンレスタンクでしてそのままMLF。
熟成は、
澱と一緒に12〜14ヶ月、
樽熟65%で残りはスチールバット、
新樽比30%で残りは2年落ちです。

先日、
こちらの輸入元の方がニコスペに来てくれて、
話を聞いたんですけど、
イタリアで元大臣クラスのおっちゃん(金持ち)が、
立ち上げたワイナリーらしく、
設備がものすんごいそうです。
岩だらけの土地を開墾して、
畑を作ったらしく、
今も畑の周りには岩がゴロゴロしてるそうです。
それが、このジャケの由来ですね。

そして、
香りは、
カシス(リキュール)ドライフルーツ、ブラックベリーたちのジャム、
しっかりしてるがやり過ぎてない樽香、インク、
うーん、なんて言えば良いんだろう・・・
全体的に低音気味の「どよ〜〜ん」とした香りですね(はい、わかりにくい)

味は、
甘味(甘口という意味ではない)酸味、苦味のバランス+しっかりとしたアルコリック感。
最初は樽香きついかな?と思うが飲んでみるとナイスバランス。
とろみのある濃縮感、
計算された樽使いの上手さ、
しつこすぎなくしっかりしてる、
うーん、なんて言えば良いんだろう・・・
まさにエロティックアルコリック(うん、わかりにくい)

有名人に例えると・・・
うーーーーん、
これは「椎名林檎」ですかね。
計算された妖艶さ、
リンゴはリンゴてもタルトタタン的なカラメル的リンゴです(わかるかなぁ)
うーん、なんて言えば良いんだろう・・・
これぞまさに・・・
「伝達出来ん自分に腹が立〜つ♪」ってか。