少し贅沢ワイン達

たまには、
ちょいと良いお値段のワイン(僕にとって)を、
飲んで経験値をあげねばね、
と思い、
バースデイボーイな時に、
赤白1本づつ買って飲みました。
白はこちら・・・

イタリアはフリウリ州イソンツォにて、
ヴィエディロマンスが醸す、
ヴィエリス・ソーヴィニヨン」です。
品種はもちろんソーヴィニヨン100%、
「ピエーレ・ソーヴィニヨン」(こっちもスゴく美味)の
樽仕込みバージョンですね。
発酵も熟成もオーク樽(225Lと500L)です。
香りは、
じゅくじゅくな洋梨、じゅくじゅくなメロン、じゅくじゅくなパイナポー、
べっこうあめ、トロトロなシロップで、
おいにーだけで10分は楽しめる感じ、
味わいは、
じゅくじゅくな甘味(甘口という意味ではない)と苦味、
バニラ、ナッツ、ジューシーフルーツガム、
余韻もひたすらじゅくじゅくなフルーツ達な感じ。
ようはallofじゅくじゅくですこのワイン。
すっっっっっっっっっごく美味い。
合う料理とか考えるのもメンドクサイぐらい、
ワインだけで楽しめる系です。
そして、
このワインを作ってる北の巨人、
ジャンフランコ・ガッロさんの名言を一つ、
「他の人の考え方を知っても、それほど自分のためになることは少ないだろう、それよりワインを飲んだ方が勉強になる」
んー素敵。
次いで、
赤はこちら・・・

イタリアはトスカーナ州カスッテリーナインキャンティ地区で、
サンファビアーノカルチナイアが醸す
「チェルビオーロ・ロッソ2001」です。
品種はサンジョベ40%カベルネとメルロが30%づつで、
熟成に新樽100%バリックを使い18ヶ月です。
香りは、
高級巨峰、赤みの肉、ドライプルーン、濃いめの紅茶、バニラ、
枯れた葉のまじった土、ビターチョコ、ココアパウダー、
焼いた木、ローストナッツ、アーモンドなど、
どんどん出てくるはさすがのワイン。
味わいは、
あま〜く濃い〜高級巨峰を口にたくさん詰め込まれた感じで美味。
オーナーは、
金持ちおじさまのグイド・セリオさん、
ノロゴ(醸造責任者)は、
有名人のカルロ・フェッリーニさん、
アグロノモ(畑の責任者)は、
カルロさんの4年大学の後輩のロッコ・ジョルジョさんというヒッピーみたいなおじ様。
そんなロッコ・ジョルジュさんの名言は、
「本当に大切なのは、技術よりも経験なんだよ、
 お年寄りを大事にしなよ」です。
この赤ワイン、
初日開けたては美味くてニヤニヤだったんですが、
二日目に急に枯れてしまった(まぁ美味いことは美味いが・・・)
うーーん期待していただけに少し残念ですが、
これはきっとボトル差なんでしょうねぇ。
やはり、
たまにはちょっと贅沢ワイン、
良いですね。