エラなワイン

定休日の昨日、
久しぶりにフランスの、
さらに久しぶりにビオワイン
(自然酵母で発酵、無濾過、亜硫酸塩は少々)
を飲みました。
んー、
美味しい、
でも、
ビオな匂い(卵の黄身や悪くなりつつあるタマネギ)する。
2杯目からは弱くはなるが、
する。
これじゃ苦手な人もいるだろうなー。
自然発酵や亜硫酸無添加はやはり難しみたいですね、
(もちろんフィリップパカレとかはめっちゃ美味いですけど)
たしか酵母が上手く働かないと、
硫化水素が出て、
これが酸化して腐敗臭になるらしいです。
今のとこニコスペでは、
有機農法(一応ビオ)や減農薬(リュットレゾネ)で、
栽培されている葡萄を使ったワイン(認証はない)
はありますが、
自然酵母無添加のワインは、
レギュラーには置いていません。
探してはいるんですけどね・・・
(値段が可愛くて美味しいのあればぜひ教えてください)
さて、
白ワインのご紹介です。

イタリアはマルケ州の中部はマチェラータ県ウルビサーイア地区で、
ラ・ムローラによって醸される、
アンドレアバッチウス・リボーナ」です。
海抜250〜300mの内陸性気候、
固い粘土質の土から作られる、
リボーナ(マチェラティーノ)とゆー品種を100%使ったワインです。
熟成で、
タルを使ってるらしいですが、
期間などは載ってないですね。
香りは、
軽いタル香、バナナ、パイン、レモングラスグレフルの皮にレモンドロップな飴な感じ。
味わいは、
タル的な甘味、コクもありますがフレッシュな酸味や余韻の美味しい苦味があって、
バランス良くて美味しい。
タル使った安い白ワインによくある、
ダレた感じがないのがステキ。
ちなみに、
以前紹介したこちらのワインのオネー様(タルバージョン)です。
http://d.hatena.ne.jp/kudakayuzo/20110110/1294651005
2010年(コルクはなぜか2007年表記)は葡萄の出来が良かったのか、
妹分のワインは作らず、
全部このワインになったらしいです。
さて、
有名人に例えると、
うーーーーん・・・
エラ・フィッツジェラルドですね。
とやかくゆーコトはありません、
「レモンドロップ」なスキャット感です。

でも、
レモンドロップの動画が無かったー、
のでミスティ(全然印象違うけどね)。