エイミーマンなワイン

マッテオ・コレッジャという作り手の、
「ロエロ」という赤ワイン。

品種はネッビオーロです。
↓基礎情報・・・
標高300mの南向きの砂質70%、
ロエロらしい軽い土壌の畑、
グイヨー仕立てで平均樹齢25年の木から手摘み収穫された葡萄は、
25〜28度で2〜6日間かもし、10〜15日間発酵(100%MLF)
二年以上落ちのバリックで12ヶ月の後、ステンレスで6ヶ月熟成。
ノロゴはルカ・ロスターニョとジャンフランコ・コルデロ。
↑ここまで基礎情報・・・
香りは、
赤いチェリーたち、けむり、タール、赤く小さい花、土、
スワリング(くるくる)すると、
たる、スモーキー、アセロラジャム。
味わいは、
飲み口最高によく美味っ。
美味しい酸味〜甘味〜心地よい渋みへと違和感なく移り変わる。
2日目にもなると、
紅茶やバラがきたー、美味いっ。
こーゆーワインなら1本飽きずに美味しく飲めるなぁ。

合わせたい料理はやはりスモークでしょう。
ニコスペでも、
前菜で「自家製の鴨スモークサラダ」や
メインに「スモークチキン」やらありますので、
それらとの相性は最高っ。
どのぐらい合うかというと、
ドーナツと濃いめのカプチーノぐらい合います。

ちなみに、
この「マッテオ・コレッジャ」さんは、
2001年に畑を耕してる時、
飛んで来たセメントが直撃して亡くなったそうな。
その後、
嫁のオルネッラさんがついで、
「スピネッタ」のジョルジュ・リヴェッティ(有名人)の助言を、
うけながら頑張っていたとかなんとか。
そして、
イケメンの息子ジョヴァンニ君も、もう大人。
お父さんの後を次いでワイン作りに励むらしいです。
「スピネッタ」のワイン高くて飲んだコトないんですよね、
飲んでみたいなぁ・・・
誰かちょーだい。
最後に、
有名人に例えると、
うーーーーん・・・
「エイミーマン」ですかね。
あの滑らかでキレイな歌声、
酸味から甘味から渋みへと全てキレイに繋がる味わいが、
映画「マグノリア」の繋がる感とだぶります。
このワイン飲みつつ、
鴨スモーク食べつつ、
マグノリア観ると最高ですが、
いかんせんマグノリアは長いので、
途中で寝るでしょう。