中本マリなワイン

もひとつ白ワインの紹介です。

イタリアはヴェネト州モンテチェリアーニ地区で、
テヌータサンアントニオが醸す。
ソアーヴェ」です。
品種は平均樹齢35年のガルガーネが100%で、
火山灰と粘土質の畑で栽培されています。
発酵がおもしろく、
10%は大樽(20hl】ノンフィルター、
90%はステンレス、後50%はMLF。
熟成は、
ステンレスタンク後瓶10ヶ月です。

カスタニェーディ兄弟が、
父アントニオの後を継いで、
仲良く作っています。

香りは、
はちみつ、グレフル、パイン、ミント、リンゴ、ローズマリー
少しフローラルな石けん、びわ、キウイ(ゴールド)な感じ。
味わいは、
フルーツとミネラルの融合にのっぺりとしたとろみからの余韻に心地よい苦味。
あけたては爽やかなミネラル感がありますが、
温度が上がってくると、
ぐっとフルーツな甘味が出てこれまた美味ですね。
軽いクリームソース系のパスタによく合いそう。
この白ワイン、
ホントは上の格付けの「ソアヴェスペリオーレ」を名乗れるらしいですが、
敢えて名乗っていないそうです。
粋だね。
ニコスペ現在は2007年モノですが、
2008年モノはトレッビキエリという、
好評価がついてますので、
ますます楽しみですね。
そうだ、
ソアヴェで有名な「ピエロパン」という作り手の白ワインも、
ニコスペで置いてます(メニューにはないけど)
前は、美味だけど有名すぎて置いてなかったんですが、
2009年モノが今までよりさらに美味になってたので、
常備してます。
話を戻しまして、
今回の白ワインを有名人に例えると、
うーーーーん・・・、
「ナカモトマリ」ですかね。

良い意味でのねっとり感な歌声が、
樽でMLFな発酵を施したこのワインにマッチだぴょん。